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 30年間行方不明だった父方の親戚が見つかった。
 私は覚えていないけれど、30年前、地元の歴史に残る規模の大きな火災があり、その親戚は何を思ったかそのどさくさに紛れて行方をくらまし、以来ずっと住所不明の音信不通だったのだが、つい先週なんの予告もなく突然本家を訊ねてきたそうだ。
 うちの父方一族はなんというかアレな一族なので、まぁありうる設定だなぁとか思いながらさらに詳しく聞いてみたら、東京に上京してすぐ結婚し娘を2人もうけ、そのうち一人は吉本芸人の愛人に、もう一人は上場企業の幹部に今年嫁にいったらしく、ネタになりそうだとは思ったが、文章にしてみたら予想を遥かに上回るほどのうさんくささパワー満開で、久々にブログに載せる記事がこれでいいのか1時間も悩んでしまい、無駄な時間にさらに無駄な時間をかけてしまった。ちなみにこの話は母親からの電話で知ったのだが、なぜ彼が行方をくらましたのかは聞いていないそうだ。そこが一番気になるのに。

 なにげない一言が、思いのほか相手を傷つけてしまうことがある。先日うちの相棒にさらっと「K(相棒のイニシャル)って、隣の車線に並んで走っている車がこっちの車線に来たそうに方向指示器を出していたら、スピードを落として前に入れてあげるっていうより、スピードを上げて自分の後ろに入らせるってタイプだよね」といったら、ことのほか傷ついていた。がっくり項垂れるほどダメージを受けていたようで、申し訳ないことをしてしまった。誤解や行き違いとはこうやって生じるんだろう。なんにしても気をつけようと思う。ゴメン!

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 大きくなりそうだなあとは思っていたけど、FC2が日本国内でアクセス数、利用者数ともに日本一になった模様。うちもあやかりたい。

 それにしても、冷凍のうどんってなんであんなにおいしいんだろう。ふつうに茹でたうどんよりおいしいよね?


 今日は午後からロビィのバースデーパーティに行ってくる。14歳年下の美人でうわさの奥さんが、豚の丸焼きを用意して待っているらしい。美人と豚の丸焼き。インパクトあるコントラスト。出会った当初は40すぎとのたまっていたロビィだが、8つサバを読んでいた事が判明、どうやら今日で50歳を迎えるようだ。

 「ライトニングリッジ」で検索してここへ辿り着く人が後を絶たない。「日本人はあんまり見かけない」「年に5人くらい」と地元の人が言っていたので、もっとマイナーな場所かと思っていた。検索してみたら、ライトニングリッジを舞台にした映画もあるそう。どっちにしても、探したかった情報がここにないのは明らかで、申し訳ない気持ちでいっぱいになる。せめてもの償いに、写真を数点アップ、あと観光情報として、

ー夏は気温が50度ほどになるため、その時期にボロ車でいくのはおすすめしない
ー私たちは、秋の終わり6月頃にボロのタラーゴ(車)で行った。現在は分らないが、4年前は車しか交通手段がなかった。飛行場っぽいものはあったので、お金持ちは自家用飛行機で来ているのかも。ツアーバスも見かけたが、どこ発かは不明。
ー無料の温泉が近郊にある
ー毎月一度日曜日に、採掘者による小さなマーケットが開かれる。インフォメーションセンターでスケジュールを確認、マーケットの開催場もそこのすぐそば。
ー入場料を支払って入る発掘跡は4カ所ほどあった。現在進行形の発掘現場は、街から数十キロ離れたところにあるようだ。
ーブラックオパールの値段は、一概にはいえないが、だいたい日本の相場の4〜3分の1くらいだと思う。きちんとした構えのお店はそんなに安くはないが、オパールを見る目に自信のない人は、変なところで変なものを高額で買わされるよりは、安全でいいかもしれない。それでもソリッド、ダブレット、トリプレットの違いくらいは、事前に調べて知っておいた方がいいと思う。現地で聞いても教えてくれるけど。ブラックオパールは貴重なものだけれど、ここの住人はブラックバックかどうかよりもオパール自体の光沢が綺麗なことの方が重要、と考えているようだった。

あと私で分る事なら答えますので聞いてくださいね。
交通の便は不便ですが、魅力的なところです。

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 ちなみに次点の検索キーワードは「レズビアン」「ゲイ」「放尿図」。

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 こちらに来て半年、友人と呼べる間柄の関係はまだ誰とも築いていないけれど、よく一緒に飲む飲み仲間はできた。
 彼はロビィといって、7年程ドイツに派遣されていた軍隊出身の40過ぎの黒人で、元軍人のくせに現在は教会に勤めており「アメリカじゃ聖職者の経歴が軍人だなんてあり得るのか?」との問いに「知らないけど自分は神父でもなくただの教会の所有者なだけだから」というなんだかケムに巻こうと言わんばかりの、でも微妙に納得できるような言葉を返してくる男だ。私と相棒は、彼の教会で式を挙げたのだが、そのとき彼は私らが頼んでもない写真をカメラマンを雇ってバシバシ撮りまくった挙げ句、後で売りつけようとしてきたので「こんな恥ずかしいコスチュームプレイのような私らの写真を勝手に撮って売りつけようなんてちょっとおかしい、そっちがお金払うなら引き取って処分してやってもいい」といった趣旨の断りの返答をしたら、彼はなぜかその返答を甚く気に入り「毎週日曜日の午後はたいていここで仲間と飲んでるから今度ぜひ2人でおいでよ」と強引に連絡先を渡された。結局写真は「恥ずかしくて買わないというなら、教会の壁に写真例として未来永劫さらして張り付けてやる」とロビィが勝ち誇ったようにいうのでしょうがないから数枚買った。これが貴方の商法だと思うとしてやられた感でいっぱいだ、と私のくやしい思いをロビィに伝えたときの彼の顔は憎らしいほど得意げだった。その日はこんな風にやられっぱなしだったが、最後にロビィが丸めたゴミを投げた際、たまたま私の脇にあったゴミ箱を蹴り飛ばして着地を妨げてやり、今度はこっちが大喜びしていると彼もつられたように肩を揺らしてヒャーヒャー笑いながら「日曜日来なよ、本当に待ってるから一緒に飲もう」と繰り返し言い、いつでも何に対してでも懐疑的な私はいったい何の腹づもりだろうかとも思ったが、余韻をひくようにいつまでもヒャーヒャーと笑っているロビィを見ていたらなんだかそんなことはどうでもいいような気にもなった。
 その頃は引っ越ししたてで忙しく、しばらくの間そのことはすっかり忘れていたけれど、数ヶ月ほど経ったある日曜の午後を持て余していた私らはふとロビィのことを思い出し、他にしたいことも思い浮かばなかったので、教えてもらったレストランバーへ向かった。そこは全面ガラスの吹き抜けの天井の、脇には広いテラス席もある洒落た建物の中に、自家製ビールを作るための巨大なスチール樽が室内用の植物ディスプレイに囲まれ堂々とそびえ立ち、バッフェ横の舞台では生ジャズを演奏している、オシャレローカルが集うゴージャスなところだった。客層は30代〜40代で誰も彼もがドレスアップしてきており、寂れた場末のバーを想像していた私はジーンズにTシャツ、相棒も短パンにサンダルでその時よく中に入れてもらえたものだと今でも思うが、とにかくその日その場では完全に浮いていて私は恥ずかしくてすぐにでも家に帰りたくなったのだが、相棒が「せっかく来たんだから」とロビィを探しはじめたのでしぶしぶ後ろについて行った。
 当のロビィはすかしたクリーム色のシャツの襟を立てて友人と気取って話こんでいたので「ちょっとフォーマルドレスコードなんだったら最初からそういってよ。自分だけ襟なんかたてて何気取ってるの」と見つけたなり開口一番そう文句をいったら、ようやくこっちに気づいたロビィが私たちの服装を見て、猿がシンバルを叩くおもちゃのごとく手を打ちながら大喜び、「ここは服装指定ないよ、みんなが勝手にドレスアップして来てるだけ。そんなことはともかく、ようこそ!」「いやもう来ないのかと思ってたよ、来てくれてうれしいよ」と彼は友人に私らを紹介してまわった。彼の友人は、腹黒い彼の友人とは思えない程まともなきちんとした人たちばかりのようで、どうしてこの人たちとロビィが友人どうしなのか、私には皆目見当がつかなかった。

 それから何度か彼らと飲んだが、私は未だにロビィの考えていることはさっぱり分らず、分ったことと言えば、彼は意外にもかなり頭がいいのだということと、一緒に飲めばいつでも馬鹿笑いで胃が痛くなるほど楽しいということだ。彼の頭脳は、あのあやしい教会経営などに使ってるだけではもったいない気がする。

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ロビィは昨年14歳年下の奥さんができて毎日ウホウホらしいです。
何しろ最近肌のテカリが違う。
 

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 運転免許の筆記試験を受けにいって来た。日本の運転免許試験と同様、トリッキーな問題ばかりがズラリと並んでいて、疑り深い性格が役に立った日。

 数ヶ月前、車で家へ向かっていたときに、たつまきに襲われた。交差点で信号を待ちながら、なんか今日は周りがぼんやり霞んで見えるなあと思っていたら、どんどん風が強くなってゆき、周りの砂がものすごい勢いで縦に巻き上がり、大急ぎで車の通気口を閉じたと同時に、目の前のフロントガラス一面が砂で埋まった。次の瞬間すべての窓が砂で覆われ車内が急に真っ暗になり、車体もガタガタ揺れ動いていて、もしかしてこのまま車ごと持ち上がっちゃうんじゃないだろうかと、呼吸をするのも忘れて震え上がっていたら、1分程してサーと砂が地面に落ちるように引いていった。交差点で止まっていた他の車は、視界がよくなったと同時に何事もなかったかのように発車。私は動揺していてすぐには発車できなかった。イオナズンで攻撃されたらこんな感じ?とぶるぶる震える手でハンドルを握りながら、砂漠で暮らす人々の精神的なたくましさに敬意を抱いた瞬間。私は港町育ちだけれど今でも海は怖いのにスゴイなみんな。
 その日以来、ちょっとでも風が強い日は、すぐに室内に入れるよう常に視界にドアが入っていないと不安でしょうがなくなり、こうやって歳をとってゆくにつれてどんどん怖れるものが増えてゆき、恐がりになり、そうこうやってゆくうちに60くらいになったら周りを怖れ畏れるもので覆い尽くされ、ビクビクしながらいったいどんな心持ちで生きてゆくことになるのだろうかと思う。心安らかに暮らしてるだろうか。

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